第14回 部活動について

メイン

難関大学を目指す上で、部活動をやるかやらないかということは課題の一つです。

中の下
中の下

自分は中高ともに運動部に入って最後までやりました。

部活動をやると単純計算では勉強をできる時間が減ります

あくまでも単純計算では、減りますね。

これは間違いないですが、それによって得られる経験やプラスアルファのいい効果もあります。

と、いうことで僕は何もしないよりは個人的には運動部を勧めます。

中の下
中の下

先に断っておきますが、今日の話は読んでみて感覚が合う合わないで判断してもらった方がいいと思います。絶対の正解はないです。

つまりメリット、デメリット述べていきますが、半分感覚的なものなので、明らかな根拠は知らないということです。

そもそも統計のデータがでても一人一人個性があるわけで、全員に当てはまるわけではないですね。

話が少し脱線しましたが、メイントピックに入っていきます。

部活をやることのメリット

受験という側面から考えると、体力や根性がつくことがメリットの一つです。

特に根性ですね。なぜならば諦めない人に最後に合格の女神が微笑むことは良くあります。

医者になってからもそうです、最終的に患者さんが助かるかどうかは、医者がどこまで最後まで諦めずに頑張れるかで決まることが多々有ります。

不思議なことですが、医学部受験では頭がいい人が落ちて最後まで諦めない人が受かっていたりします

そういう例をみると、たかが受験だけども医者に通じるものがあって、奥深いなと思ったりします。

部活動を通して学べることも多いです。

例えば、恩師が教えてくれた言葉で「強いものが勝つのではない、勝ったものが強いのだ。」というものがあります。

僕が一番好きな言葉です。

自分の例です。中学の時チームがギリギリ組めるかどうかという人数の部活にいました、そして半分近くは初心者&低学年のメンツでした。

でも最後の県大会で層が厚い格上のチームに勝って、表彰台に立つことまでできました。

上手い人が必ず勝つとは限りません

他の例を考えてみても、当てはまるケースが思いつくのではないでしょうか?

野球のピッチャーでも玉が速いだけでは勝てません。相撲でも筋肉が多くてただ体が大きければ優勝できるものでもありません。

単に技が上手というのと試合(本番)で勝てるというのは必ずしも比例しません。

中の下
中の下

こういうことは、部活動を通してしか学習できなかった大切なことです。そして、受験でもこの話は通じることがあります。

自分の力を最大限生かして(得意分野)、弱みを最小に抑えれば(苦手分野)、格上の難関校でも十分に手が届いたりします。こちらは別の回でも少し話していたりします(リンク → 受験の戦略について

単に頭が足りてないと勝負を捨てないことです。

話を戻すと、運動は気分転換にもなります。また、脳みそは勉強だけでは100%使いきれず運動で別の場所を使ってやるのもいい刺激になるように思います。

どうでしょうか?結構時間を使うだけのメリットがあるように思えてきませんか?

部活をやることのデメリット

中の下
中の下

一番のデメリットは時間と体力が減ることです。間違いないです笑

大学でも元国体選手、全国大会経験者は一浪、二浪している人もいます。

あとは、指導者や仲間に恵まれないと悪影響受けることもあります

最悪性格が歪むこともあります。

逆にやらないことによるメリットもあります。

中学で全国レベルの水泳選手だったけど、大学医学部に現役合格するため高校では帰宅部を選んだ男子がいました。

この人は宣言通り現役で国公立医学部に合格しています。

目標設定から実行まで最短距離です。こういう人もいます。

まとめ

性格的に一つのことしか集中できない人は、最短で合格したいなら部活はしない方がいいかもしれません。

また、部活をするにしてもいつまでやるのか?ということは大事です。

国体なんかは秋頃までかかりますので、そこから受験対策を一からはじめて…というのは相当に厳しい戦いになります。

中の下
中の下

競技によっては結構勉強できる人でも国体レベル行けちゃうことありますからね〜、真面目に想定した方がいい。

県総体(6月敗退を想定)で引退するのと国体(10月想定)までやるのとでは4ヶ月も集中して勉強できる期間が違います。

現役生の4ヶ月の差は大きな意味を持ちますので、慎重に考える方がいいところです。

ただ、先ほども言ったように個人的には運動部はやった方がいいと思います。

受験だけが人生じゃないですから。

(仮に一浪、二浪しても高校の部活でかけがえのない経験ができるならトータルでその方が幸せかもしれません。)

タイトルとURLをコピーしました